施設内研究発表会

成27年12月8日、毎年恒例の施設内の研究発表会を行いました。介護部門はフロア毎に、看護部門は1テーマを決め、約半年間をかけて研究を行いました。

今年の最優秀賞は4階のタクティールとオイルマッサージの効果の研究、優秀賞は7階の回想法の研究となりました。

4階は終末期の方に対し、チームでタッチングケアを行うことによる心理的な効果について振り返りました。タッチングを通して、ご入居者の満足感や安心感を会話だけでなく肌を通じて感じることができ、むしろケアを行う側が満足感や安心感を得たという結果となりました。7階も回想法を通して、今まで気付けなかったご入居者の思いや潜在的なお力を知ることができたという内容でした。

どのフロアもナースも様々な角度でケアを見つめ直し、多くの気づきをいただいていました。日頃のケアを振り返るきっかけとして、皆で研究し発表する機会を作ることはとても大切なことと考えています。これからも、切磋琢磨して皆で頑張っていきます。