塩麹が注目され始めたのは、2011年後半の事。
このブームの火つけ役は、大分県佐伯市「糀屋本店」の女将「浅利妙峰」氏だと言われています。ウエブの情報を眺めると、大分発祥説の根拠として糀屋本店の存在を挙げる記事が多いです。
浅利氏が女将になったのが、2007年の事。傾きかけていた家業の起死回生の一手を探り、江戸時代の書物を探り見つけたのが「塩麹」だったそうです。
麹づくりは300年以上の歴史を持つと言われる糀屋本店ですが、塩麹と出会ったのは2007年以降という事になります。当時のことを、朝日新聞のコラム「ひと」の中で振り返っていらっしゃいます。