インフルエンザへの知識

こんにちは・・・

今日はこれから流行するインフルエンザについての知識を書かせていただきます。

 

かぜの多くは、発症後の経過がゆるやかで、発熱も軽度であり、

くしゃみやのどの痛み、鼻水・鼻づまりなどの症状が主にみられます。

これに対し、インフルエンザは高熱を伴って急激に発症し、全身倦怠感、

食欲不振などの「全身症状」が強く現れます。関節痛、筋肉痛、頭痛も現れます。

また、インフルエンザは、肺炎や脳炎(インフルエンザ脳炎)などを合併して重症化

することがあります。

かぜとインフルエンザは、ココが違う! かぜ(普通感冒) インフルエンザ 発症時期 かぜ:1年を通じ散発的 インフルエンザ:冬季に流行 主な症状 かぜ:上気道症状 インフルエンザ:全身症状 症状の進行 かぜ:緩除 インフルエンザ:急激 発熱 かぜ:通常は微熱(37~38℃) インフルエンザ:高熱(38℃以上) 主症状(発熱以外) かぜ:くしゃみ、喉の痛み、鼻水・鼻づまり など インフルエンザ:咳、喉の痛み、鼻水、全身倦怠感・食欲不振、関節痛・筋肉痛・頭痛 など 原因ウイルス かぜ:ライノウイルス、コロナウイルス、アデノウイルス など インフルエンザ:インフルエンザウイルス

インフルエンザの症状を改善するためには、体内にいるインフルエンザウイルスの増殖を防ぐ

「抗インフルエンザウイルス薬」の服用が有効です。抗インフルエンザウイルス薬を発症後

すぐに服用を開始すると、服用していない場合と比べて発熱期間が1~2日短縮され、

ウイルスの排泄量も減少し、症状が徐々に改善されていきます。

しかし、お薬を服用して熱が下がっても、体内のウイルスがすぐにいなくなるわけではありません!

「症状が改善したから…」といってお薬の服用を途中でやめることで、体内に残っているウイルスが

周りの人に感染する可能性があります。

熱が下がったあとも、お薬はきちんと使い切り、最低2日間は自宅で療養しましょう。