昨日に続き、入居者様と雑談をしてきました。
今日のお題はお月見なんですが、「お団子や
ススキが必要なんだろう」って考えたことはありませんか?
もっと言うと「なんで兎が月にいる」っていうのかわかる人は
いるんでしょうか。
そんな疑問を人生の大先輩方にお聞きしたんですが、
説明できる方はいませんでした。
やはり、「今までの習慣として知っているだけ」と答えばかりでした。
「秋だから農作物が・・・」と答えた人が1名だけいました。
明確な答えは出ないながらも、お月見に悪い印象はないみたいで、
「一杯やったらうまそう」「お団子ね~食べたい」などなど
飲食に興味が出てきたようで、お月見の話はどっかへ行っちゃいました。
2日続けてどうでもいい話をしてしまいましたが、
入居者様と盛り上がれたので、これはこれで良いか⁉
※旧暦8月15日 → 新暦2022年は9月10日
ちなみに・・あとで調べてみたら、
月見団子
満月に見立ててお米の粉を丸めて作られた月見団子は、豊穣の願い、
感謝、健康、幸福を表したもの。
昔の子どもたちは、お月見の供物は自由に食べてよいとされていたので、
縁側にあった団子がなくなっても「お月さまがきて食べてくれた」
と言っていたそうです。子どもは神様の使いとしてみなされていたの
かもしれませんね。
お月見の団子の数は、十五夜にちなんで15個にするほか、1年の満月の
数12個(うるう年は13個)、簡略した5個と、地域によってまちまちです。
ススキ
十五夜には元々「収穫前の稲穂」を縁起物として飾ります。豊作の象徴である
稲穂は子孫繁栄の意味があり、実がなる前は空洞となっているため、月の神様
を招く依り代(よりしろ)になる場所とされています。
その稲穂の代用品となったのがススキ。ススキは災いや病から作物や家を守って
くれる魔除けの力があると信じられてきました。お月見に飾るススキは1本、3本、
5本など奇数飾ると良いといわれます。お月見が終わった後でもススキは捨てずに
軒や畑に飾る地域もあります。
またススキにそっくりなオギという植物を代用する場合もあるようです。


