真面目なお願い

こんにちは・・・

今日は施設の事などではなく、ちょっと真面目な話を書こうと思います。

みなさんは、「ヤングケアラー」という言葉をご存じでしょうか?

「ヤングケアラー」とは、本来大人が担うと想定されている
家事や家族の世話などを日常的に行っているこどものこと。

こどもが家事や家族の世話をすることは、ごく普通のことだと思われるかもしれません。
でも、ヤングケアラーは、本当なら享受できたはずの、
勉強に励む時間、部活に打ち込む時間、将来に思いを巡らせる時間、友人との他愛ない時間…
これらの「こどもとしての時間」と引き換えに、家事や家族の世話をしているのです。

・経済的理由で介護等を受けられない

・相談窓口が分からない

・恥ずかしくて誰にも言えない

このように様々な理由があると思いますが、このような社会で良いのでしょうか?

やっと国も動きはめたようですが、法的に動き出すのは数年後になるのではないでしょうか。

その間にもそのような子供たちが増えていくことでしょう。

ひょっとしたら、あなたのご家庭でもなるかもしれません。

これをご覧の皆様にお願いがあります。

もしかしたら・・・と思っていても、赤の他人には言いづらいと気持ちもわかりますが、

優しく接して話を聞いてあげて下さい。

地域住民とのつながりが少なくなってきた時代なので、子供は近所の人に頼る事が出来ないと

思いますので、大人から声を掛けてあげて下さい。

そして、市役所、児童相談所や介護事業所、社会福祉協議会等の福祉関係の問い合わせ先を教えてあげてください。

それで解決するとは思いませんが、子供たちの夢をつぶすような社会が無くなればと思います。

皆様のご理解とご協力をお願い致します

児童相談所相談専用ダイヤル   0120-189-783

24時間子供SOSダイヤル     0120-0-78310(文部科学省)

ヤングケアラーハンドブック

こども家庭庁