デイサービスセンター『映画観賞会』

タイトル:父と暮らせば

出演:宮沢りえ 原田芳雄 浅野忠信

監督:黒木和雄

解説:原爆投下後の広島を舞台にした二人芝居。広島で一人だけ生き残った負い目から「しあわせになってはいけんのじゃ」と恋を禁じた女性のもとに、亡くなった父親の幻が現れて「わしの分まで生きてちょんだい」と励まし、見守る物語。「戦争」をライフワークとした井上ひさしは、1994年初演の前口上毛で「おそらく私の一生は、広島と長崎とを書き終えたときに終わるだろう」と話した。井上は資料を集め、時間をかけてアイデアを練り直す作家で、本作の創作にあたり、私家版の広島弁の辞書まで作っていたといわれる。

感想:利用者様からの「衝撃的だった。」との言葉が印象的でした。改めて戦争の悲惨さを感じました。