こんにちわ、はぴね水戸です。
今日はドイツの物理学者『C・W・レントゲン』がX線を発見したことに因み、レントゲンの日とされています。
今でこそ私たちの身近にある検査におけるレントゲンですが、その発見は真空管に高電圧をかけている時に、真空管の外に置かれた蛍光紙が発光していることに気付いたことが始まりだったようです。
そしてレントゲン氏は真空管と蛍光紙の間に1000ページ厚みのあるの書籍を置いて実験してもこの光が透過したことから、レントゲン氏はこの光を「正体不明」であるという意味からX線と名付け、その功績をもってノーベル物理学賞を受賞したんだとか。
その後の研究により、X線は波長の極端に短い電磁波、波長がなんと1pm~10nmと普通に生活していたらまず聞かないような単位の短さであることまで突き止めたそうです。
p=ピコが10のマイナス12乗、n=ナノが10のマイナス9乗なので、私たちが普段使用しているm=ミリは10のマイナス3乗、c=センチが10のマイナス2乗ということから考えると、限りなく短いというのが判ると思います。
そんなX線も体の部位によって透過できるできないがあることが研究の結果判明し、現在の医学へとつながっていく事となります。
偶然の発見とはいえ、その発見を疑問に思い、このように学術として発展させるのはすごいですよねφ(‘∀‘*)
※画像はレントゲン氏が撮影した手の透過写真です。


