七十二候 橘始黄

七十二候は、四季を24等分した二十四節季をさらに約5日ごとに3つの期間に分けた季節の移ろいを知らせる自然界からのサインです。

今日は小雪の末候「橘始黄」たちばなはじめてきばむ を迎えました。

太陽の恵みをたっぷりと含んだ柑橘類は自然界がもたらす貴重な冬のお菓子。

「非時香菓」ときじくのかぐのこのみ は橘の異名で、田道間守が垂仁天皇に霊薬として探すよう命を受け、苦労の末持ち帰ったとされています。

橘は柑橘類を指し、金柑や橙も万葉の時代から風邪のお薬として知られていました。

施設にも小さな金柑の木が植えられております。

小さな実は黄色く色づき始めました。