腰痛による食欲低下・活動量の低下の理由。

看護師の山崎です。

 

 

最近、腰痛や背部痛、膝痛を訴える利用者様がとても多いです。

 

原因は転倒によるものや捻る動作をした事で発生したり、原因不明などさまざまです。

 

本当に多くの利用者様が腰痛や背部痛、膝痛の訴えがあります。

 

その痛みだけの訴えだけなら良いのですが

その痛みによってさまざまな随伴症状が伴ってしまっています。

 

食欲が低下したり、

 

気分が下がってしまったり、

 

意欲が低下し活動量が低下したり、

 

歩けなくなったり、

 

利用者様の抱えている悩みや問題を早く解決したく

看護師だけでなく施設長、相談員の深田さんやケアマネの樋口さん、介護リーダーなど

各セクションで日々試行錯誤している状況にあります。

 

 

『恐怖回避思考』

 

という言葉を聞いたことがありますか?

 

実際の患部の痛み(炎症)は軽減しているのに

頭の中では発生した時の過去の痛みや恐怖がずっと残存しており

その思考だけが先行してしまい過度に脳が活動を制限してしまう事を言います。

 

 

私は以前勤務していた職場の整形外科の医師に

この『恐怖回避思考』の知識を教えてもらったのですが

 

今日、聖光ヶ丘病院に行った際に

病院の廊下にフリーペーパーとして設置してあったので

御家族の方に紹介したく、このフリーペーパーを貰ってきました。😊

 

写真の内容を見て頂けると幸いです。♪

 

 

慢性的な膝痛・腰痛などの痛みにより『抑うつ』・『恐怖回避思考』が発生してしまい

それにより食欲が低下したり、活動量が低下したりしてしまいます。

 

利用者様の訴える『痛み』だけではなくこれらの随伴症状がご高齢であればあるほど発生リスクが高く

改善しにくく悪循環を来してしまいがちになります。

 

現在、複数の利用者様がこの状態を発生してしまっており

職員一同で協力してこの問題に向き合っています。

 

シーハーツ松戸の利用者様も半分以上が90歳を越えたご年齢になっております。

すごいですよね😵

 

 

健康を少しでも維持する為にさまざまな知識と経験を活かして

アプローチをしていかなければ利用者様の健康を維持する事が困難にあります。

 

御家族の方のご協力も得ながらこれからも頑張っていきます。

 

 

 

ブログやレクリエーションなど施設の取り組みに対して沢山の御家族や外部の医療従事者から評価をしてもらっております。

 

コロナの恐怖に負けず、利用者様の安全な生活・健康維持を守る為に施設長を中心に頑張っていきますので

これからもよろしくお願いします。