相談員の深田です。
こちらのお写真は、人間国宝・寺井直次です。
(以下ウィキペディアより抜粋)
蒔絵で国の重要無形文化財保持者(人間国宝)。
石川県金沢市出身。
業績
卵殻の並べ方でぼかし、量感や遠近感などの複雑な表現を可能にしたほか、付着させる漆に工夫を凝らした。
また、アルミニウムを電解処理し素地を作る金胎漆器の新方式も開拓した。
この手法により強靭さが増し、応用範囲を格段に広げるなど、漆の技法を開拓した。
実はこの人間国宝・寺井直次の息子様が、
シーハーツ松戸にご入居中なんです!
お父様の作品集をご覧になっているこの方です!
1階にお住いの寺井様✨
(ご本人の承諾を得た上でイニシャルではなく本名にて書かせてもらっています。)
グーグルで検索すると素敵な作品が沢山出てきます✨
こんなに素敵な作品を世に生み出した寺井直次さん。
繊細な作風からも分かる通り、とても穏やかで優しいお父様だったとのことです。
今回、縁があって「寺井直次作品集」などをシーハーツ松戸に展示して下さることになりました
せっかくなので寺井直次のウィキペディアを貼り付けて、入居者の皆さまにもご覧いただけるよう会場を整えているところです。
早速今日も男性の入居者様が食いついて下さって、
「人間国宝!?凄いじゃないか!!」
と、ちょっとした騒ぎになっていました。
寺井直次の作品、漆塗りの白い部分は卵の殻を使っているそうです
卵の殻・・・。
寺井様は、お父様の作品作りのために卵をたくさん食べて育ったのでしょうか。
気になりますよね?
聞いてみました!
「もちろん食べた卵の殻は捨てずにとっておいたよ。親父が作品で使うからね。」
でも、当時卵は贅沢品だったので毎日は食べられなかったそうです。
ウィキペディアだけでは分からないコアな情報を得ることが出来ました。
優しかったというお父様によく似て、寺井様自身もとても優しく紳士的な方です。
私たちは寺井様から学ぶことが本当に沢山あります。
今回寺井様の方から作品集などの展示を持ちかけて下さいました。
寺井様自身がとてもワクワクしていらっしゃる様に見受けられます。
そんな姿を見ることが出来て、私はめちゃくちゃ嬉しいです✨
沢山の入居者様にご覧いただける様、寺井様と相談しながら展示会に向けて頑張って行きたいと思います!
それにしても・・・
人間国宝なんて本当に凄いですよね✨