やっと芽が出てきました

営繕スタッフが自宅にあった曼殊沙華の球根をもってきてくださり、植えて下さっていたのですが、植え替え時期がちょっと遅くなり、芽がでるのも遅くなりましたが、やっと出てきました。
ただ、本当は3本芽が出ていたのですが、よく鳥が来て砂浴びをしているようで、2本折れてしまいましたが1本はしかっりと育ちそろそろ花が咲きそうです。
そんな曼殊沙華、いろいろと別名多き花ですね。皆さんが一番ご存じなのは彼岸花、ちょうどお彼岸時にさきみだれることとお寺や、田んぼ周りによく咲いていることから死人花、幽霊花、地獄花、などとも呼ばれていますね。あと、毒花、痺れ花などともいわれているそうです。私が子供のころ近所に住んでていた方は血吸い花などとも言っていた方がいましたが、あまり縁起のいい呼び方ではありませんが、実は、曼殊沙華の意味は天界に咲く花という意味があるそうで、おめでたいことが起きる兆しに赤い花が天から降ってくるという仏教の経典からきている縁起の良い意味があるそうです。それと田んぼのあぜなどに咲いていたのはモグラによってあぜに穴をあけられ水が抜けないようにと、お寺やお墓に咲いていたのも土葬時代に遺体がモグラに荒らされないようにとの意味があったそうです。
人の役に立つ曼殊沙華、少ないですが白色もありますが、やはり赤色がいいですね、原一面に咲くと赤い絨毯がひかれているようで私は好きです。埼玉の日高市の巾着田も有名ですが、入間の笹井河川敷、幸手の権現堂堤なども綺麗です。機会があったら足を運んでみてください。