相談員の深田です。

 

 

苦手な季節ってありますか?

 

暑くなると体調を崩したり

寒くなると体調を崩したり・・・

 

人それぞれあると思います。

 

 

3階にお住いのK様。

K様はシーハーツ松戸へご入居される前は

冬場の体調不良が風物詩になっていたそうです。

 

「私は身体があちこちダメでね。いろんな病気をしてきたのよ。」

と仰るK様。

 

2020年12月のご入居から丸2年が経ちました。

 

こんなにピンピンでお元気そうに見えるK様。

 

でも実は、一昨年の10月、K様は

2週間ほど入院をしていた時期があるんです。

 

たった2週間の入院でしたが退院後のK様は

認知機能面においても、身体機能面においても

目で見てわかるくらい低下してしまいました。

 

 

 

そんな時、どのようなアプローチをするべきか?

 

K様に今必要なことは何なのか?

 

 

それを真っ先に考えてくれるのが

松戸の看護師たちです。

これは当時の退院後の

K様の様子を追った看護師の経過記録です。

 

 

採血データにより栄養が不足している。

→ 補助食品を導入してみよう

 

在宅酸素をつけたままの退院、その評価。

→ 酸素流量と血中酸素飽和度をみながら、今後も使用継続するかを判断しよう

 

部屋に引きこもりがちになっている

→ なるべくラウンジに出てもらい、認知機能の向上を目指そう

 

その他諸々。

 

 

今起きている問題を抽出し、

具体的にどう行動すべきかが明確に書かれています。

 

 

現状のシーハーツ松戸では

現場の様々な判断や決まりごとが

看護師頼みになってしまいがちです。

 

私はそれをかなり問題に感じています。

 

何とかしないといけないと

日々頭を悩ませています。

 

 

やらなければならないこと。

現状では足りていないであろうサービス。

入居者様の満足度、生活の質。

 

ちょっと考えただけでもう

課題は山積みです。

 

 

 

「問題の抽出とそれを解決するための手段」

 

これを考えるべきなのは

介護士はもちろん、相談員もケアマネもリハビリも

入居者様に関わっている全員のはずです。

全員で取り組まなければならないことだと私は考えています。

 

もっともっと

カンファレンスの場が必要だと感じます。

 

何はともあれ、

今年の冬は体調を崩すことなく

元気に過ごしていらっしゃるK様。

 

あんなに冬が苦手で、

あんなに冬になると体調を崩していたのに。

 

日々の予防看護の大切さをひしひしと感じます。

 

 

K様、この調子でこの冬を乗り切りましょうね!

 

 

早いですね~

もう出会って2年が経っちゃいました。

お茶目で可愛らしいK様、大好きです♡

 

3年目もどうぞよろしくお願いいたします😊