今日は私はすごく感動しました。
それは…
朝の申し送りで
(幻覚がある方)嫌いな人に嫌がらせをされていて食事を食べていただけないというものがありました。
しかも2日目も??
こりゃ大変!どうやったら食べてもらえるか。
ご本人の中では施設が用意したものは「(有名人)が関わっているから絶対食べない!」
パンを買ってみたが「(有名人)がお金払っているから食べない!」
(・・? 私たちにはわからない何かがあるんです。
でも本人は真剣なんです。
そんな時はとことん付き合うのが良いです。
今朝のカンファレンスで
「お弁当箱入れて作ってきたよー」って持っていくとか
隣のレストランに連れていくとか
娘さんが持ってきてくれましたよーとか
いろいろ案が出ました。
そして写真です。
なんということでしょう!
施設の昼食を、お店のお弁当のように
詰め替えてスーパーの袋に入れてくれているスタッフに感動。
お部屋にお届けです。
私はドアの外でその様子を聞いていました。
(なぜなら、私は(有名人)側の人だからと言われてしまったから😢)
入:これは私のお金で買ったの?
スタッ::そうですよ。今買ってきたんですよ。●●さんのお金で。
入:じゃ、食べてみる
スタッフ:皆でこころの中でガッツポーズ
しっかり食べてくださったようです。
78名入る施設ですので、78通りの介護があります。
症状も様々ですし、今までの生活歴や行動パターンなどいろんなことを考えていかなければなりません。
先ほどは人生の最期をどう終えるかの話を家族様としました。
家族様にとってはおつらい話かもしれませんが
どうしたいか、どうしてほしいかなどを
しっかり決めておいたほうが良いと考えています。
家族様より「施設にはほんと感謝しています。」
「もっと元気なうちに入っていればよかった」など
入居当時の思い出も話しながら…
家族様も私たちも「悔いが残らない介護」をしていきたい。
普段から、最期の最期まで手を抜かず
一所懸命、これが介護の底力!と見せつけます!