相談員の深田です。

 

昨日の朝、夜勤明け介護士からの申し送りで

Hご夫妻の奥様が食思不振なことと、

お蕎麦を食べたがっていることを聞きました。

 

善は急げ、お昼にお蕎麦の出前をとろう!

 

早速奥様にご提案し、出前をとることにしました。

 

「お父さんの分もよろしくね。」

 

と奥様。

 

さすが!

シーハーツきっての仲良し夫婦です!✨

 

出前が届きお二人に声を掛けに行ったら・・

2階のラウンジで仲良く肩もみをしていました。

 

「お父さんも疲れちゃってると思って。」

 

「さ、お父さん。お蕎麦食べに行こう!」

 

 

 

 

コロナ禍で頻繁に外食が出来ないこのご時世。

でも・・・

せめて少しだけでも「外食してる感」を味わっていただきたい!

 

そう思い、1階ラウンジで外の緑を見ながら

お二人にお蕎麦を召し上がってもらいました。

 

「ほら、お父さん。美味しそうだね!」

 

「お父さん、薬味入れてやろうか?」

 

「ほら、ちゃんと器を手で押さえて食べなさい。」

 

「お父さん、美味しいね~。」

 

 

奥様は旦那様のお世話をするのが生きがいなんだろうなぁ。

 

お写真からも伝わりますよね?

奥様とっても幸せそうです😊

 

 

何をするにも「お父さん」「お父さん」で、

肝心のお父さんはというと、いつも「はぁ」の生返事です。笑

 

 

でも奥様は気にしません。

幸せそうに旦那様に話しかけていらっしゃいます。

 

 

そんなお二人を見るのが私たち職員の楽しみでもあります。

 

 

「人に手を借りない状態なら100までも120までも生きたい!」

 

そう仰っていた奥様。

 

 

Hご夫妻が100までも120までもお元気に過ごせるように。

私たちは精一杯のケアをご提供できればと思います😊