みなさんこんにちは(✿✪‿✪。)ノコンチャ♡
明日は春のお彼岸の「中日」と呼ばれる日ですね。
春分の日(中日」は昼と夜の長さが一緒だと子供の頃に教わっていますが、
彼岸の中日って理解している人はいるのでしょうか?
入居者様に聞いてみても・・・
「お彼岸と呼ばれる期間は7日間で、真ん中の日だから・・・」と
考えているようでした。
私もその一人です。(´;ω;`)ウゥゥ
実はきちんとした理由があるようなのでご紹介したいと思います。
まずお彼岸というのは、古来日本における「日願(ひがん)」信仰と
仏教伝来後に生まれた「彼岸」という考えがあり、その2つが思想が結びつて
「ご先祖様への供養を行いつつ、仏教修行をすることで自分自身を見つめ直す時期」
というお彼岸行事が生まれたの事です。
さて、中日はというと・・・
先程、書いた仏教伝来後に生まれた「彼岸」という考えの中に
・太陽が真東から出て真西に沈むお彼岸の時期は、浄土への道しるべができる時
・昼夜がほぼ同じ長さになることから、1年の中でこの世とお浄土との距離が最も近くなり、
思いが通じやすくなる時との考えから、
日本の仏教では、「此岸(しがん)」と「彼岸(ひがん)」という概念となり
- 此岸(しがん)…こちら岸。欲や煩悩にまみれた世界(この世)
- 彼岸(ひがん)…向こう岸。仏の住むお浄土の世界(悟りの世界、あの世)
※この此岸と彼岸の間に流れる川のことを「三途の川(さんずのかわ)」と呼びます。
その距離が1番近い日と考えられているようです。
このことを踏まえて、お墓詣りに行ってみてはいかでしょうか?
新しい境地にであるかもしれませんよ( ´艸`)