看護師の山崎です。

 

私がシーハーツ松戸に入職して数年の月日が経ちました。

 

私が入職した当初の利用者様の状況と

今の利用者様の医療依存度(医療が必要な度合い)や介護度(生活のお世話を必要とする度合い)は

かなり変化があります。

 

利用者様の医療依存度も介護度も目に見えて上がっております。

 

 

いつまでも元気で居てほしい気持ち

当たり前の日常を送ってほしい気持ち

衰えのない変わりない生活をしてほしい気持ち

 

利用者様に対する

さまざまな願いが私達職員にはあります。

 

 

介護度・医療依存度が上がってしまう原因は

 

●基礎疾患の増悪

●認知症の進行

●転倒による外傷

 

これらが多くを占めている印象です。

 

一番の悩みは

 

利用者様が食事を拒否してしまう事です。

 

『もういらない』

『お腹いっぱい』

『食べたくない』

 

食事に対して消極的になってしまい

食事を食べてくれなくなってしまう事です。

 

シーハーツ松戸の利用者様も多くの方が食事に対して消極的になってしまっている方が居られます。

 

 

原因は認知症の症状である

【アパシー】【失認】【失行】などがあります。

専門的な医療用語になってしまいますが

利用者様が食事を拒否する理由には認知症の症状が隠れている事が多くある事をお伝えしたいです。

 

 

これらを改善・解消する事はとても難しく

さまざまなアプローチが必要であり時間がかかります。

 

 

どうするべきか日々奮闘しております。

 

症状の程度には周期性もあり

ちょっとしたきっかけで少しずつ食べてくれるようになったりする場合もあります。

 

専門的な知識や臨床経験が必要不可欠で薬物治療ではなかなか改善しないのが苦労する理由になります。

 

 

今日も食事委員で相談員の深田さんと看護師でいろいろ議論しながら

提供する内容を変えたり

今後のアプローチをどうしていくべきか!など

意見交換をしました。

 

 

良い結果になってくれることを願うばかりです。

 

 

 

 

写真は

夜勤者への申し送りが終わってちょっと時間が空いたので

その時間を活用して利用者様に写真を撮らさせてもらいました。

 

カメラを向けるだけだと

無表情な利用者様達・・・。

 

でも

『笑顔をくださぁーい』とお願いすると

こんな素敵な表情をしてくれました。