「ポスチャリング」取り組み報告。

今回は「ポスチャリング」についてご報告致します。

「ポスチャリング」とは姿勢作りのことですが、姿勢の崩れは様々な弊害が生じてきます。そこで座位時や臥位時(ベッド上での姿勢)の姿勢を見直し、その弊害を少しでも取り除けるようにできればと考え、この取り組みに至りました。

実際に取り組む中で姿勢の変化、活動の変化や表情の変化が随所に見られるようになってきています。

お一人目の方は、左手が拘縮してしまいましたが、今では左手が下りているのが分かります。

そして今では左手をご自分で動かす事が出来ています!

ポスチャリング導入前は「ただ座っている」だけでしたのでクッション等の当て方がまるで意味の無いものになっていましたが、現在は座る位置などにも気をつけており、クッション等の使用も少なくなってきました。また、この取り組みによりリクライニング式の車椅子から普通の車椅子へ戻すことが出来ています。

お二人目は座位時に右後ろへの傾きがあり姿勢の崩れがみられる方ですが、ポスチャリングを行うことで座位時の姿勢が良くなっていることが分かります。

そして今では硬かった表情がにも笑顔が見られるようになってきました!

 

写真では分かりづらいかもしれませんが、確実に成果が現れてきています。

まだまだ課題も残されていますが、今後もこの取り組みと学びを続けていきます!!