花嫁人形

入居者のお一人が生まれたころに作られた
「花嫁人形」(大正12年)と言う歌を聴いていた時、皆さんに
お嫁入りの時は文金高島田を結ったのか伺いました。
その中のお一人、「私の嫁入りの時は戦争中だったから
母が色々な質屋さんを駆け回って留袖を探してきたのよ」と。
「それでも髪だけは綺麗に結ってもらったの」。
ドラマのような本当のお話を幸せそうに語ってくださいました。