相談員の深田です。

 

先日息子様付き添いのもと、病院受診をされたI様。

 

シーハーツ松戸にお戻りになった際、

感慨深そうに館内を眺めていらっしゃいました。

 

「どうされたんですか?」

 

I様「いや、自分の家に戻って来たなぁと思って。」

 

この言葉を聞いて、私は胸がジーンとしました。

シーハーツ松戸を気に入ってくれているからこそ出た言葉だ、と感じました。

 

 

I様は毎日事務所に遊びに来てくれます。

 

そして、

「お世話になりました!帰ります!」

と元気に仰ります。

 

私たちが、

「ここに居て良いんですよ。」

とお伝えすると

「そうなの?良かった~。」

とホッとされます。

 

この一連のやりとりは

I様と私たちの日課となっています。

 

 

シーハーツ松戸が嫌で

「帰ります」

になっているのではなくて、

家が心配で様子を見に行きたいとの事です。

 

その思いを汲み取って、

I様の発言を否定するような声掛けは

絶対にしないようにしています。

 

心配性でご家族思いで、

とってもやさしいI様なんです。

 

 

そんなI様がシーハーツ松戸を

「自分の家」だと思ってくれている。

少しずつ「ここが自分の居場所」と認識されているのだと思います。

 

それを知ることができて、私はとても嬉しかったです。

 

 

 

「お世話になりました!帰ります!」

が毎日だとしても、

I様の生活は穏やかで安定しています。

 

その都度その都度、I様に

納得していただけるような対応を心がければ

I様はきちんと分かって下さります。

 

そして、安心して楽しく生活することができるんです。

 

これからもずっと、シーハーツ松戸が

I様にとって過ごしやすい場所で居られるように。

優しい声掛け、優しい対応をしたいなぁ・・と

改めて思いました。