入居者様のお話し T様 S様 

こんにちは、シーハーツ柏です。 本日、午後のプログラムで俳句の会を実施した際の始まりに、「今年は8月でしたか?」とお尋ねしたところ、「施設の夏祭りもしたね。」という返事が返ってきたものの、苦労された幼少期も暑い時期だったようで、戦時中の話題になりました。8月15日が終戦記念日になるので、8月というと、大きな出来事なんですね。

埼玉県熊谷市 出身のT様(女性)。「戦時中は学徒出陣で色々と工場で作業をしたり大変だったよ。いつ、爆弾が落ちてきてしまうかとびくびくしながら、生活していたよ。あの頃は生きた心地がしなかったね。」と話され、それに対して、共感された山口県岩国市出身のS様(女性)より、「当時は小学生でした。田舎でしたが、工場が近くにあり、爆撃が頻繁にあって。足元に爆弾が落ちてきたこともありました。 びくびくしながら家と学校を往復しました。 学校では軍需産業の手伝いをするので、勉強をした記憶がありません。今でも、小学4年生の勉強内容はすっぽり抜けてしまって。ホントに大変でした。今は豊かな時代で幸せですよね。おなかいっぱいご飯も食べられるしね。」と、意気投合されていました。
食事のテーブル席が遠いので、あまり対話をする機会が少なかったT様とS様。そんな2人の熱い会話模様を垣間見えた俳句の会となりました。🎐