相談員の深田です。
もうすぐご入居されてから2週間となるT様。
ご入居の際に、
「シーハーツ松戸でも、なるべく歩かせてほしいんです」
と娘さまからご要望がありました。
ご自宅では娘様付き添いのもと
玄関を出て歩行器にてマンションの廊下を歩き、
エレベーターに乗って1階のエントランスまで行き
デイサービスの車に乗り込んでいらしたそうです。
距離にすると100メートル以上でしょうか。
200メートル・・・?
もっと歩かれていたかも知れません。
もしも私の親が施設に入居することになったら。
施設に入居したことによって
今まで出来ていたことが出来なくなってしまうということは、絶対に避けたい!と思うはずです。
だから娘様の
「なるべく歩かせてほしい」
というご要望は当然のことだと思います。
そのお気持ちに応えるのが私たちの職務です。
この2週間T様の様子を見ていくなかで
日によって立位や歩行状態に変動があるのかな、という印象を受けました。
ご本人が「立てないです」
と仰る時があるんです。
本当に立てないのかな?と、色々と試してみます。
一昨日の月曜日。
立つことが出来ず、歩行練習が難しい日でした。
1階の日勤担当だった介護士さんや、
斎藤サブリーダーや、早番介護士さんや・・・
色々な職員がアプローチしてみましたが、
なかなか立ち上がることが出来ない。
私もT様との歩行訓練を試みてみました。
頑張って歩いて欲しい!と思い挑みましたが
この日はどうも難しかったです。
明日娘さまが来館されるので、こういう時のコツを聞いてみたいと思います✨
こちらのお写真は今日の10時。
T様と一緒に歩行練習してみました。
足の運びが悪いながらも、
今日は何とか歩くことが出来ました。
「朝は結構歩けていたんですけどねぇ」
と斎藤サブリーダー。
「歩行器の種類を検討した方が良いのかな?」
と樋口ケアマネ。
「Tさん、頑張りましたね😊」
と介護士の武田さん。
看護師の山崎さんも通りかかり、
「歩くの楽しいですか?」とT様に質問。
「楽しいわよ!歩きたい!」とT様。
そうですよね。
自分の足で歩くって楽しいですよね。
歩きたいですよね。
少し難しい日もありますが、
T様は歩きたいんです。
施設に入り家とは同じように生活が出来ないなかでも、
「歩きたい!」
という強いニーズがT様にはあるんです。
そのお気持ちを大切にして、精一杯寄り添いたいと思います。
まだご入居から日が浅いので、
評価途中のことが色々あります。
T様にとって最善の選択をご家族とご相談しながら、みんなで考えていきたいと考えています😊