シーハーツ松戸
2022年12月07日
看護師の山崎です。
今日はA様についてブログを書きます
A様のご病気には
『ON・OFF現象』というものがあります
看護のアプローチのポイントは
『ON』の時に
どのようなアプローチができるのか!!
どんなアプローチをするべきなのか!!
アプローチ内容次第で
今後の生活や病気の症状を左右する事になります。
知識や経験を活かして
積極的にアプローチをする必要があり
A様の生活の質や生活動作を向上する為の
看護を取り入れております
私は
A様の性格も熟知しており
優しさだけではなく、時に厳しさも取り入れながら
A様の『ON』の時のアプローチを日々試行錯誤しながら
実践しております。
今日は食堂から部屋のベッドまで歩行器を使用して歩いてみました。
距離にするとだいたい10メートルくらいになります。
支える程度で歩行が可能です。
普段の『ON』の時は
私は部屋で立位や数歩の歩行を実施しております
今以上に生活動作を向上することが出来れば
ONの時の自立度がさらに向上し
本人の満足度や介護士によるケアの内容も変化してくると思っております
リスクがあるなかで試行錯誤しながら
A様も納得してくれた支援ができていると私は思っております。
(私の一方的な片思いだっだら悲しいですが・・・(泣))
A様は最後に、
『歩けて良かったよ』
『ありがとう』
私にボソッとつぶやいてくれました。
この言葉を貰うことが
私の看護の仕事の支えとなっております。
こちらこそ、
いつもありがとうございます。
一緒に頑張りましょう!!
『一緒に!!』
食事摂取量も大幅にアップし
補助食品の提供を中止にすることができるようになりました。
A様の頑張りが少しずつ結果として出ている事が
嬉しく思います。
2022年12月06日
相談員の深田です。
2階にお住いのT様は
毎日欠かすことなく昼食前の体操に参加されています👏✨
楽しそうな表情です😊✨
実はT様・・・
シーハーツ松戸にご入居されたのが2011年なんです!!
次の2月を迎えると
ここでの生活が丸12年となります。
82歳でご入居されたT様は
この冬で93歳になられます。
12年の月日の早さを感じます・・・。
以下は、この12年で私が感じたT様の変化です。
まずは、身体機能について。
杖も何も使わずにスタスタと歩いてご入居されたT様。
12年の時を経て
現在は歩行器を使っていらっしゃいます。
歩行器を使ってはいますが
90を過ぎても尚ご自分の足で歩く・・
これって本当に凄いことだと思います!
歩行器での歩行はとても安定しており、
安心して見守ることが出来るレベルにあります。
入院生活が長引いて一時的に
車椅子を使用されていた時期もあります。
それが一度や二度ではありません。
でも・・!
そんな逆境をことごとく乗り越えるのがT様!
退院されてから数か月後には
「車椅子なんて必要ないわよ!」
と言えちゃうくらいに、
ちゃんと歩行能力が回復するんです。
「この12年で目立った筋力の低下はみられていない」
と、シーハーツ松戸の作業療法士・徳田さんが本当に驚いております👀✨
リハビリの力はもちろんですが
T様の気力や根性、頑張り、
ご家族の温かい支え・・等々が
ものすごい相乗効果を生み出しての結果なんだと思います😊
次は、精神面について。
T様「手、冷たいね。」
私「洗い物してたから冷たいんです。」
T様「可哀想に。温めてあげるね。」
T様「温かくなーれ。温かくなーれ。」
T様はいつもこんな風に私たち職員を労わって下さいます。
今日もこんなに優しい表情で
私の手を一生懸命温めてくれました。
女神のように穏やかで優しいT様ですが・・・
なんと!
ご入居された当初は結構大変だったんです。笑
「帰りたい!」
「ここから出してちょうだい!」
「あなたの言う事なんか絶対に聞かないからね!」
なぁんて・・
入居されたばかりのT様に
当時の私は数えきれないほど怒られていました。
内向的で人付き合いがちょっと苦手なT様。
シーハーツ松戸での生活に慣れるまでに
1年くらいはかかったのでは・・と思います。
そんなT様を見てきたからこそ、
今こうして本当のおばあちゃんみたいに
私の手を温めてくれることが
私にとっては涙が出るほど嬉しいんです。
私「Tさん、ここに入居してから何年経ったと思いますか?」
T様「うーーーん・・・はっきりとは覚えてないわ。」
私「もうすぐ12年ですよ!」
T様「えーーーーーーーー!!!!」
私「ここでの生活はどうですか?」
T様「そりゃあ楽しいわよ!」
にっこり笑ってそう仰ったあと、
「私がここに居れば家族も安心してくれるしね。」
と優しいお顔で嬉しそうに話して下さいました。
T様、13年目もどうぞよろしくお願いいたします😉✨
これからもずっと大好きです♡
2022年12月05日
看護師の山崎です。
今年もあと1カ月で終わりです。
今月で2022年も終わりになります。
本当に!!!
本当に、あっという間ですよね。
時の流れは物凄く早いと感じる毎日です。
みなさんは今年はどんな年でしたか???
私は、、、
『やっぱり今年もコロナは消息しなかった・・・・』
これが私の今年一番の感想です。
コロナに左右される人生になっており
何かあれば『コロナ・コロナ』と
コロナが必ず付きまとうのが当たり前の生き方になってしまっていると感じております。
私の子供も来シーズンから小学生になります。
入学式ももしかしたら
人数制限があり片親しか参加ができないかもしれない!!との噂があるくらいです。
コロナによる子供への影響は少なからず見えない所で
たくさんの悪影響が発生していると思います。
早くコロナが終息してほしい!!
来年はそんな時代になることを本当に!本当に!強く期待をしています。
下の写真は
H様とY様が仲良く歌を歌っている様子です
2人の様子を見て
コロナなんてことを忘れさせられる思いになりました。
純粋に歌だけを楽しく歌っている2人。
純粋に楽しんでくれておりました。
そんな時代が数年前まで当たり前にあったのに・・・・
来年は必ずコロナが終息する事を願っております。
2022年12月04日
看護師の山崎です。
スペイン対日本!!
日本が
見事勝ちました!!
みなさんはワールドカップ見てますか??
私はサッカー好きなのでワールドカップの年は
いつも寝不足との戦いになります。
4年に一度のお祭りです。⚽⚽⚽
次の試合は12月5日 24時キックオフになります
日本対クロアチア
クロアチアとの過去のワールドカップの成績は
日本の1敗1分け。
一度もワールドカップで勝ったことのない相手になります。
是非とも勝ってほしい!!
勝つことを願いながら12月5日24時を楽しみにしております
ワールドカップの試合をたくさん見たことで寝不足になっている私に
『自分が悪い』
『自業自得』
『しっかり働きなさい』
このように私を慰めてくれる優しい2階の利用者様達。(笑)
言われた通り頑張って今日も働きました。(>_<)
私が逃げるように2階から3階に行くと
O様とK様が一緒に居られました。
O様が車椅子を押して♫
K様が喜んでいて♫
O様にカメラを向けると恥ずかしそうにしておりました。
どんな気持ちでO様は車椅子を押していたのかな♪
のどかな時間が今日も利用者様達にはたくさんあった1日でした。
世間は戦争や感染症などで多くの社会問題がありますが
シーハーツ松戸ではたくさんの穏やかな時間があります。
『穏やかな時間』
『のどかな時間』
利用者様達が求めているのは当たり前の日常です。
ご飯を食べて
お昼寝して
オヤツを食べて
リハビリやレクをして
当たり前の生活が当たり前のように送れることの幸せを感じて貰えるように
これからもシーハーツ松戸は職員みんなで利用者様の安全を守っていきたいと思います。
2022年12月02日
相談員の深田です。
12月の事務所主催のイベントは・・・✨
「町中華フェア」でーす!🍜
12月11日(日)開催予定です!
恒例になったエレベーター内のイベント告知、
今回もバーンと掲示させてもらいました!!
松戸の入居者様は舌が肥えていらっしゃいます。
中途半端なものをお出ししたら
「イマイチね」
と言われるのが目に見えています。
なので、食のイベントは
全身全霊で取り組まないといけません!
皆さま美味しい美味しくないをハッキリ仰るので
毎回ドキドキなんです😵
でも、本気で取り組めばその分反響は大きいです。
それが分かっているので今回も私たちは気合十分!!
「町中華フェア」のラインナップは以下のとおり✨
チャーハン
中華料理のチャーハンというよりは
昔ながらの町中華のチャーハンを作ります!
チャーシューは今回も施設長が手作りします✨
コーンスープ
美味しいものを食べていただきたいので
裏ごししたコーンを使い本格的に作ります🌽
最後に溶き卵を入れるのが中華風コーンスープの特徴✨
ペースト食の方でも召し上がれるように
配慮してつくりたいと思います。
春巻き
樋口ケアマネの得意料理!!
五目春巻き(海老入り)です✨
揚げたてを皆様にご提供する予定です!
この他に甘いおやつなんかもご用意します😉
皆さま本当にイベントを楽しみにしてくれています。
制限の多い生活の中でも
こんな風に楽しみがあるって、きっと
大きな生き甲斐に繋がるんじゃないかと思います。
コロナの感染者数が増えています。
でも・・・
コロナに怯えてばかりもいられません。
感染を恐れるあまり生活制限を掛け過ぎると
入院時と同じくらいのADLの低下を引き起こします。
会話する機会が減る。
運動量が減る。
その結果、認知機能も身体機能も低下します。
低下してしまったこれらの機能を取り戻すことは容易ではありません。
本来私たちがしなくてはいけないのは
機能を向上させるためのアプローチです。
老人ホームは生活の場です。
「いかにコロナと共に生きていくのか」
が問われています。
でも、クラスターは何としても防がなくてはならないし・・・
本当に難しい問題ですよね。
12月も楽しくイベントが開催できるよう、
職員一同感染対策に励みたいと思います!







































